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2025/06/06 研修 / コーチング

忙しい現場で1on1を継続するには?

「忙しくて、1on1をする時間が取れない」「1回やったきり、続かない」「最初は意義を感じたが、徐々に形だけになってきた」これは多くの現場マネージャーや人事担当者が口をそろえて語る1on1の課題です。1on1は本来、部下の育成や関係構築のために効果的な仕組みですが、業務の優先度が高くなればなるほど、「後回し」にされがちです。では、忙しい中でも継続できる1on1とは、どのような設計と運用が求められるのでしょうか?本コラムでは、「続けられる」1on1を実現するための工夫を、仕組みづくり・設計・習慣化の視点から具体的に解説します。

目次

1. 1on1はなぜ続かないのか?

2. 続けられる1on1の設計と運用のコツ

3. 1on1の現場に合った”続け方”をチームでつくる

1on1はなぜ続かないのか?

業務優先の現場では、1on1は“余白”に追いやられる

特に中小企業では、マネージャーもプレイヤーとして日々多忙です。目の前の業務対応に追われ、1on1は「時間があったらやるもの」となってしまいがちです。結果として、実施頻度は下がり、意義も薄れていきます。

完璧主義が継続を妨げる

「毎回しっかり準備しなければ」「深い話をしなければならない」と構えすぎることで、心理的ハードルが上がり、実施そのものが億劫になります。完璧を目指すより、“小さく始めて続ける”姿勢が重要です。

属人的な運用が負荷を高める

運用方法が個人任せになっていると、忙しさやモチベーションの波に左右されがちです。属人化を防ぎ、チーム全体で「仕組み」として定着させる工夫が必要です。

続けられる1on1の設計と運用のコツ

時間の“ブロック”と“優先度”を明確に

まず必要なのは、「業務の合間にやる」から「業務として予定する」へのマインドセットの転換です。たとえば、隔週◯曜日の午前中は1on1枠にする、など予定表に“先にブロック”する仕組みが有効です。また、業務の一部として評価制度や目標管理と連動させることで、「重要な仕事」としての優先度が定着します。

短時間でも効果が出るフォーマットを活用

毎回30分や1時間を確保しようとすると、続きません。10分でも成立する1on1フォーマット(例:近況→1つのテーマ→気づき・振り返り)を用意し、短時間でも意味ある対話ができる設計にすることがポイントです。

記録と仕組みで“抜け漏れ”を防ぐ

話した内容を簡単に記録し、次回につなげる習慣をつくることで、1on1の連続性が高まります。専用シートや簡易な共有フォーマットを用いることで、形式に縛られず、スムーズな運用が可能です。また、実施状況を人事がモニタリングできるようにすることで、継続を後押しする仕掛けになります。

1on1の現場に合った“続け方”をチームでつくる

現場主導で仕組みを調整する

トップダウンで1on1を導入しても、現場に合っていなければ続きません。1on1の目的や頻度、時間、進め方については、現場のマネージャーやメンバーと一緒に「やりやすい形」を作っていくことが重要です。

“無理なく、無駄なく、意味のある”1on1文化へ

1on1の本質は、形式ではなく「関係性を深める対話」にあります。だからこそ、必ずしもマニュアルどおりに行う必要はなく、自社に合った、無理なく、無駄なく、それでいて意味のある形を探ることが肝要です。

「やらされる」から「役立つ」への転換

1on1が“義務”になってしまうと、上司も部下も消極的になります。「この時間があるから、気持ちが整理できる」「普段話せないことが話せる」と実感できる体験を積み重ねることで、1on1は「役立つもの」へと変化していきます。

まとめ:1on1を育成の時間として仕組み化する

忙しい現場でも1on1を継続するには、「完璧を目指さず、仕組みで支える」ことが鍵です。時間をブロックし、短時間でできる設計にし、記録と仕組みで継続を支援する。これらの工夫があれば、1on1は業務に追われる日々の中でも、確かな成果を生む育成の時間として機能します。中小企業という“変化に柔軟な環境”だからこそ、現場に合ったやり方で、1on1を自社に根付かせていきましょう。

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