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2023/11/15 コーチング

経営コンサル先の成長する企業がコーチを雇う理由-経営コンサルとコーチングの相乗効果-

経営コンサル先の成長する企業がコーチを雇う理由

 

現代のビジネス環境はますます複雑化し、変動が激しいものとなっています。その中で成長を遂げる企業の経営者たちは、自身のリーダーシップスキルや戦略の見直しなどにおいて、外部のアドバイザーとしてコーチを採用することが増えています。本記事では、成長企業の経営者がなぜコーチを雇うのかに焦点を当て、その重要性や具体的なメリットについて詳細に考察します。

 

目次

1. 経営コンサルティングとコーチングの役割

2. 経営コンサルティングとコーチングのメリット

3. 経営コンサル×コーチングを受けるタイミング

経営コンサルティングとコーチングの役割

経営コンサルティングの戦略的アドバイス

経営コンサルティングは、組織のビジョンや戦略の策定において戦略的なアドバイスを提供します。市場分析や競合状況の把握を通じて、経営者は戦略を見直し、競争優位性を確立する手助けを受けることができます。経営コンサルタントは、経験豊かな専門家として、ビジネスモデルの最適化や新規事業の導入などに関して効果的な戦略を提案します。

コーチングの個別指導とリーダーシップ開発

一方で、コーチングは経営者個人のスキルやリーダーシップの向上をサポートします。個別の課題や成長のポイントに焦点を当て、経営者に対して具体的なアクションプランを策定することが特徴です。コーチングは経営者が自身の強みや課題を理解し、持続可能なリーダーシップスタイルを確立するのに寄与します。

連携による総合的な支援

これら二つのアプローチが連携することで、戦略的な視点と個別のリーダーシップ開発が組み合わさり、経営者は組織の全体的な方向性を描きながら、同時に自己の成長にも注力できるのです。経営者は経営コンサルティングでの戦略的な指針をもとに、コーチングで自身のスキルや挑戦に向き合い、持続可能な成長を遂げるのに効果的です

経営コンサルティングとコーチングのメリット

トータルビジョンの構築

経営コンサルティングとコーチングの組み合わせにより、経営者は戦略的な視点から組織全体を俯瞰し、同時に自己のリーダーシップスキルを洗練することができます。これにより、組織は戦略の着実な実行と経営者の持続的なリーダーシップの発展を同時に進めることができます。

重要だが緊急ではない事柄について考える

コーチングが最も効果を発揮する領域が「重要だか緊急ではない事柄」です。重要な事柄にもかかわらず、緊急性がないがため、なかなか手をつけない領域です。 事柄によっては、緊急度が増すこともなく、永久に手がつけられない可能性もあります。しかし、この領域の事柄を コーチングのテーマに定め、目標を達成していくことができれば、重要かつ緊急な事柄を減らしていくことにつながります。つまり、緊急なことが起こらないようにするという真の意味でのリスクマネジメントにもつながるのです。

例えば、あなたの企業、組織で次のことは考えていますか?

  • 会社の5年後の戦略、組織体制
  • 部下のキャリアプラン、育成
  • 新規事業
  • 自身のマネジメント

上記のいずれも重要だが、緊急ではない事柄で、日々の活動に追われて考えられていない方もいるのではないでしょうか。

コーチからのフィードバックで内省

普段の仕事の中で、経営者、マネージャーの方はどれくらい自分自身へのフィードバックを周囲からもらっているでしょうか?

プレーヤーの頃は、上司からフィードバックがあると思いますが、上の立場になるほど、周囲は丁寧なフィードバックはしてくれなくなるものです。しかし、成長する上で、他人からのフィードバックは非常に重要です。コーチングは自己理解や成果の最大化にも焦点を当てており、かつ、コーチとクライアントは対等な関係で進められます。

  • Aさんって実は白黒はっきりさせたがる傾向があるよね?
  • その伝え方は、一部の人には冷たく聞こえるかもしれません
  • Aさんは目標達成にこだわるのですね。クライアントは目標達成が全てでしょうか?
  • 成果だけでなく、ほんの少しでも進んでいるプロセスを見てあげたらどうでしょうか

実は、Aさんは私です。私自身にもコーチがおり、隔週でコーチングを受けています。上記はコーチからいただいたフィードバックです。独立をすると上司がいなくなり、他人からのフィードバックは自分自身を成長させるために必要だと感じています。

経営コンサル×コーチングを受けるタイミング

コンサルティング、コーチングを受けるタイミングとしては、「経営者(管理職)として覚悟が決まったとき」でしょうか。これは、当社のクライアントを見ていても感じることです。「本気で会社を成長させたい」「経営者(管理職)として成長したい」など理由は様々ですが、皆様覚悟が決まっているなと感じます。

以下は、クライアントが経営コンサルティング、コーチングを始めるきっかけとして多い場面です。

  • 経営戦略の壁打ちがしたい
  • 事業承継を考えており、後継者視点で事業戦略を考えたい
  • 事業承継をしたので、リブランディングを考えたい
  • 自分が思うように部下が動いてくれない
  • 次期リーダーとして期待している社員に受けさせたい

結論

経営コンサルティングは戦略的なアドバイスを提供し、経営者に市場や競合状況の把握を通じて競争優位性を築く手助けをします。一方で、コーチングは個別の成長やリーダーシップ開発に焦点を当て、経営者が自己理解と持続可能なリーダーシップスタイルを構築するのに寄与します。これらのアプローチが連携することで、経営者は戦略とリーダーシップを同時に向上させ、組織全体の発展に注力できます。当社のクライアントは、成長しているからコーチを雇うのではなく、成長したいからコーチを雇う方が多い印象です。

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