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2024/07/05 人的資本経営 / 人材育成/研修

働きたいが溢れる職場コミュニケーションの作り方Part2

働き方改革 コミュニケーション

現代のビジネス環境では、単に業務を遂行するだけでなく、働く意欲や情熱が溢れる職場を作ることが求められています。そのためには、職場でのコミュニケーションが重要な鍵となります。コミュニケーションの質が高まることで、社員同士の信頼関係が築かれ、働きがいのある環境が生まれます。本コラムでは、働きたいが溢れる職場コミュニケーションを実現するための具体的な方法について考察します。Part 1の記事はこちらからご覧ください。

目次

1. ダイバーシティとインクルージョンの推進

2. ポジティブなコミュニケーションの強化

ダイバーシティとインクルージョンの推進

職場でのダイバーシティ(多様性)とインクルージョン(包括性)を推進することも、働きたい職場を作るためには欠かせません。多様なバックグラウンドを持つ社員が尊重され、平等に意見を表明できる環境を整えることが重要です。

多様性教育の実施

社員全員がダイバーシティとインクルージョンの重要性を理解し、実践できるようにするための研修を行います。この研修では、以下のポイントをカバーします。

  • ダイバーシティの理解: 多様性がもたらすメリットや、異なる視点がイノベーションにどのように寄与するかを説明します。
  • 無意識の偏見の排除: 無意識に持つ偏見を認識し、それを取り除くための方法を学びます。
  • インクルージョンの実践: 日常業務の中で包括的な行動をとるための具体的なアプローチを紹介します。例えば、会議での意見の引き出し方や、多様な意見を受け入れる方法などです。

公平な評価制度

バックグラウンドに関わらず、公平に評価される制度を導入します。この制度の導入には、以下のステップが含まれます。

  • 評価基準の明確化: すべての社員に対して、評価基準を明確に説明し、透明性を持たせます。これにより、評価に対する理解と納得感が高まります。
  • 客観的な評価プロセス: 複数の評価者による360度フィードバックなど、客観性を担保する評価方法を取り入れます。
  • 評価後のフィードバック: 評価結果を基に、個別にフィードバックセッションを行い、社員の成長を支援します。フィードバックは具体的で建設的な内容とし、次のステップへつなげることが重要です。

インクルーシブなリーダーシップ

リーダーが率先して多様性を尊重し、包括的なコミュニケーションを図ることが求められます。インクルーシブなリーダーシップを実践するためには、以下の点に注意します。

  • 模範となる行動: リーダー自身が多様な意見を尊重し、異なるバックグラウンドの社員を積極的に支援する姿勢を見せます。
  • 継続的な学習: リーダーシップトレーニングやコーチングを通じて、多様性とインクルージョンに関する知識を常に更新し、実践に活かします。
  • オープンな対話: 定期的に社員との対話の場を設け、多様な意見を聞き入れる姿勢を示します。この対話を通じて、リーダーは社員のニーズや意見を理解し、対応することができます。

多様性を活かしたチーム構成

多様なスキルセットやバックグラウンドを持つ社員で構成されたチームは、創造的で柔軟な問題解決が可能です。チーム構成において、以下の点を考慮します。

  • バランスの取れたチーム編成: 性別、年齢、国籍、経験年数などの多様性を考慮し、バランスの取れたチームを編成します。
  • 異文化理解の促進: 多文化背景を持つ社員同士の理解を深めるためのワークショップや交流イベントを実施します。
  • 共通の目標設定: 多様なチームメンバーが共通の目標に向かって協力できるよう、明確なビジョンや目標を設定し、全員が一体感を持てるようにします。

ポジティブなコミュニケーションの強化

ポジティブなコミュニケーションは、社員のモチベーションを高め、働きたいという気持ちを育てます。以下の方法でポジティブなコミュニケーションを強化することができます。

感謝の表現

日常的に感謝の気持ちを伝えることで、ポジティブな雰囲気を作ります。具体的には、以下のアプローチがあります。

  • 日々の感謝の言葉: 小さなことでも「ありがとう」と感謝の気持ちを伝える習慣を身につけます。
  • 感謝のメッセージカード: 誕生日やプロジェクトの節目に、感謝の気持ちを込めたメッセージカードを贈ることで、社員一人ひとりを大切にする文化を醸成します。
  • 社内掲示板やSNSの活用: 社内の掲示板やSNSを使って、感謝のメッセージを共有し、全社員に見てもらうことで、感謝の文化を広めます。

成功体験の共有

チームや個人の成功体験を共有し、称賛する場を設けます。具体的な方法としては、以下があります。

  • 成功事例発表会: 定期的に成功事例を発表する場を設け、他の社員も学びやモチベーションを得られるようにします。
  • 成功体験のニュースレター: 社内ニュースレターで成功事例を取り上げ、全社員に配信することで、成功を共有します。
  • 表彰制度の導入: 月間MVPやプロジェクト表彰など、成功を具体的に称える制度を導入し、社員のやる気を引き出します。

ポジティブな言葉遣い

コミュニケーションにおいて、前向きな言葉を積極的に使用します。具体的には、以下のポイントがあります。

  • 励ましの言葉: 「よくやったね」「次も頑張ろう」といったポジティブなフィードバックを積極的に行います。
  • 建設的な提案: 否定的なコメントを避け、代わりに建設的な提案を行うよう心がけます。例えば、「これはちょっと難しいかもしれないけど、こうしてみたらどうだろう?」といった具合です。
  • 感情を込めた言葉: 単に事実を述べるだけでなく、感情を込めた言葉遣いをすることで、相手に対する関心や共感を示します。

 

  • まとめ

ダイバーシティとインクルージョンと推進、およびポジティブなコミュニケーションの強化は、働きたい職場を作るために不可欠な要素です。これらの取り組みを通じて、社員が互いに支え合い、働きがいを感じる環境を整えることが現代の企業にとって重要です。多様なバックグラウンドを持つ社員が集まり、互いに尊重し合いながらポジティブなコミュニケーションを行うことで、組織の持続可能な成長が期待できるでしょう。

 

 

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