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2023/11/22 コラム

経営コンサルが注目するラーニングアジリティの高め方とラーニングアジリティの高い人の特徴

経営コンサルタントが注目するラーニングアジリティの高め方

 

現代のビジネス環境は変化が激しく、企業に求められるスピードは速まる一方です。こうした環境下で求められるのが、「ラーニングアジリティ」を備えた人材です。本記事では、ラーニングアジリティについて考察します。

 

目次

1. 経営コンサル業界で注目される「ラーニングアジリティ」とは

2. ラーニングアジリティの高い経営コンサルタント・マネージャーの特徴

3. ラーニングアジリティチェック

4. ラーニングアジリティを高めるための施策

経営コンサル業界で注目される「ラーニングアジリティ」とは

現代のビジネス環境の激しい変化に対応できる人材が求められている中、経営コンサルやマネジメントの分野でも「ラーニングアジリティ」という概念が注目されています。

ラーニングアジリティとは

ラーニングアジリティとは、新しい状況変化に対して迅速に学習・適応し、個人としても組織としても素早く方向転換できる能力のことです。

ラーニングアジリティが求められる背景

ラーニングアジリティが経営コンサルタントやマネージャーにこれまで以上に求められる背景には、ビジネス環境の激しい変化があります。

具体的にはこの10年で技術革新のスピードが加速し、グローバル競争が一層激化したことがあげられます。デジタルトランスフォーメーションの波は産業の垣根を越えて押し寄せており、この流れに遅れをとれば企業の存亡にかかわります。また急速に台頭した新興国企業との競争も看過できません。

こうした環境下、企業に求められるスピードはより速く、判断力と実行力が問われるシーンも増えています。外部環境の変化に対し、自社や顧客のビジネスモデルを柔軟かつタイムリーに変革していく必要が生じています。

ここで経営コンサルタントとマネージャーが発揮すべき力が、まさにラーニングアジリティです。未知の領域に対しても素早く学習し、状況判断と最適なアプローチを導き出すことができなければならず、守りの経営では生き残れない時代になっています。学び続けることで今後の変化にも対応できる「適応力のある組織」を実現するために、リーダー自身がラーニングアジリティを高度に備える必要性がこれまで以上に高まっているのです。

ラーニングアジリティの高い経営コンサルタント・マネージャーの特徴

ラーニングアジリティ高いコンサルタントやマネージャーの共通点として、次の3つの特徴があげられます。

最新知識吸収力と実践応用力が高い

ラーニングアジリティの高い経営コンサルタントやマネージャーは、絶えず新しい知見を探究し、学習することで知識を更新しています。単に情報を蓄えるだけでなく、実務のなかできちんと運用できるレベルまで体得することを心掛けます。例えば、最新のデジタル技術やデータ分析手法を積極的に取り入れ、業務プロセス改善に活用していきます。理論やノウハウを現場で実践し、フィードバックを得てブラッシュアップするというサイクルを回すことで、知識は深く柔軟なものへと進化します。この循環こそが、ラーニングアジリティの源泉なのです。

柔軟な考え方と判断力を持ち合わせている

ラーニングアジリティの高い経営コンサルタントやマネージャーは、柔軟な考え方と判断力を持ち合わせているのが特徴です。

複雑化するビジネス環境に対応していくには、固定観念にとらわれず状況を多面的に判断する力が欠かせません。同じ現象でも視点を変えることで新しい意味づけが生まれます。過去の成功事例にとらわれることなく、現在の課題に応じた解を模索するのです。また優れた経営コンサルタントやマネージャーは、単なる抽象論よりも現場感覚を大切にします。理論を具体的にイメージし、実行可能性を見極める感性を磨いています。このような柔軟な思考と判断力が、的確な提案を生む源泉なのです。

部下や組織全体の学習推進ができるコーチングスキルがある

ラーニングアジリティの高い経営コンサルタントやマネージャーは、部下やクライアントとの対話を通じて気づきを引き出すコーチングスキルを持っていることも特徴のひとつです。

コーチングとは、相手の気づきと成長を促す手法です。目標設定を支援し、自ら答えを見出していくプロセスを後押しするのです。コーチングに長けた経営コンサルタントやリーダーは、相手の内在的な動機づけと自律性を高めることができます。指示命令するのではなく、気づきと成長を促すことがラーニングアジリティ向上につながるのです。部下やクライアントとの対話を通じて、主体的な学びを引き出していくのです。

ラーニングアジリティチェック

次にあなた自身のラーニングアジリティをチェックしてみましょう!

  • 私は、挑戦的な目標を自ら設定している
  • 私は、目標達成に向けて強い意志をもって取り組んでいる
  • 私は、仕事をする上でスピードを大切にしている
  • 私は、業務を進める前に、結果の良否がわかる方針を設定している
  • 私は、経験のないことに進んで取り組んでいる
  • 私は、どんなに複雑な仕事であっても投げ出したりしない
  • 私は、自社のビジネスに活かせるような他業界の取り組みを常に探している
  • 私は、目標達成に向けて別のやり方はないか常に考えている
  • 私は、状況に応じてこれまでのやり方を変更、中止している
  • 私は、前例や慣習にとらわれずに、物事を考えるようにしている
  • 私は、定期的に自分の使い方について振り返る機会をとっている
  • 私は、自分のリーダーシップの強みと弱みを認識している
  • 私は、何でも率直に言い合える関係を上司と築いている
  • 私は、多種多様な人とのコミュニケーションを取っている
  • 私は、自分の目標達成に向けて、周囲に意見を求めている
  • 私は、自分のリーダーシップの取り方に向けて、周囲からフィードバックをもらっている
  • 私は、自分のリソースの配分の仕方について、周囲の人と話し合っている
  • 私は、自分のコミュニケーションの取り方について、周囲の人と話し合っている

さて、いくつ実践できていましたか?また、今日から力を入れていく行動も3つ選んでください。

今日から行動しようと決めても、なかなか行動に移せないものです。こうした変化を阻害する要因として、ジョセフ・H・ボイエット、ジミー・T・ボイエットによると、以下のことがあるそうです。

  • エゴ、プライド
  • 対立
  • 傲慢
  • 不安、恐れ
  • 他責
  • 近眼的思考
  • 現状の満足
  • 前提、決めつけ
  • 言い訳
  • 諦め
  • 疑心暗鬼
  • 保身
  • 利害の衝突
  • 価値観の相違
  • 知識不足

これから行動に移す際に、上記の事柄が自分の変化を阻害しないだろうか、阻害しそうだと感じたら、どのように対処できそうですか?

 

ラーニングアジリティを高める施策

ラーニングアジリティを高めるのに有効なのが、コーチングとアート鑑賞です。

マネジャーによる部下へのコーチングは、気づきと成長を促します。目標設定と行動計画の支援を通じて、自律的な学習を後押しします。部下自身が課題を発見し、主体的に学習することで、ラーニングアジリティは飛躍的に高まります。

一方、アート鑑賞は右脳の柔軟性を刺激することで、複眼的思考能力を養成します。画家や作家の多様な視点に触れることで、物事を俯瞰し洞察する力が磨かれていきます。定期的な鑑賞会は共有体験として、イノベーションを生む企業文化にも寄与します。

これらの施策は、個人の思考パターンや行動特性に応じて効果的に機能します。ラーニングスタイルの異なる社員をマネジメントしていくためにも、コーチングとアート鑑賞は欠かせません。これにより学習力の多様性も確保され、企業のラーニングアジリティがグレードアップしていきます。

対話型鑑賞

アート鑑賞

結論

ラーニングアジリティとは、新しい状況変化に対して迅速に学習・適応し、個人と組織の両面で素早く方向転換できる能力です。

経営コンサルタントやマネージャーにとってラーニングアジリティがこれまで以上に求められる背景には、技術革新の加速やグローバル競争の激化など、ビジネス環境の激しい変化があります。スピード感を持って外部環境の変化に対応し、自社や顧客のビジネスモデルを柔軟かつタイムリーに変革していくことが肝要です。

ラーニングアジリティの高い経営コンサルタントやマネージャーに共通する特徴として、最新知識の吸収力と実践応用力が高いこと、柔軟な考え方と判断力を持ち合わせていること、部下や組織の学習を促すコーチングスキルを有することがあげられます。

ラーニングアジリティを高める有効な施策として、コーチングとアート鑑賞が注目されています。これらは個人の思考と行動の多様性に応じて効果を発揮し、学習力の向上とイノベーションを生み出す文化醸成に資するといえます。コーチングとアート鑑賞を戦略的に取り入れながら、イノベーションを生み出す学習文化を醸成していきましょう。

 

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