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2024/04/10 人材育成/研修 / 実績
新入社員研修「製造部門社員のための実務基礎講座」
目次
1. 研修概要 新入社員研修「製造部門社員のための実務基礎講座」
研修概要 新入社員研修「製造部門社員のための実務基礎講座」
4月10日に名古屋商工会議所にて新入社員研修を行いました。
約80名の新入社員・中途社員の方々に製造業の基本である「安全第一」、「整理整頓の本質的な意味」「品質、コスト、納期の考え方」をお伝えしました。
プログラムはこちらをご覧ください。
研修で意識していること
研修で意識していることは、上流から理解できるようにお伝えすることです。仕事はチームで行うため、自分の仕事だけではなく、チームや会社まで意識できる人材になってほしいと思っています。また、その意識がQCDの向上にもつながるのだと思います。そのため、製造業の具体的な話に入る前に、会社とは何か、どのような責任があるのかという会社全体の話や会社の組織分担、生産活動のお金の流れ、メーカーの役割など周辺知識もお伝えしました。
また、安全についてはたっぷり時間をかけています。私は製造業の間接職場でしたので、安全に直結する問題は大きにくく、当時は意識が低かったです。安全週間や指差呼称、過去の死亡事故についても学びましたが、どこか自分とは遠い世界の話を聞いているようでした。しかし、独立後に出会った製造業のクライアントさんから、安全意識の大切さを痛感するお話しを伺ったり、クライアントさん企業の職人さんが指を落としてしまい、作業ができず間接の応援をしている姿を見て、製造業の研修では安全についてしっかりお伝えしなければ!と感じるようになりました。現場作業をしたことのない方や間接職場の方にどのようにしたら、安全について自分ごととして捉えてもらえるのか試行錯誤しコンテンツを作りました。
新入社員の皆さんがケガをせず仕事ができますように、「ご安全に!」